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宮城県民はどんと焼きって言わない!?仙台冬の風物詩 どんと祭2017

公開日:

仙台・宮城

宮城県民はどんと焼きって言わない!?仙台冬の風物詩 どんと祭2017

 

酒!飲まずにはいられないッ!という黄金の精神の元、年末年始はひたすら飲んで食べてました。あけましておめでとうございます、胃が悲鳴を上げている総務です。

 

さて、仙台の冬の風物詩としてイルミネーションなどをご紹介してきましたが、実はもう一つ仙台の冬の風物詩があります。

 

各地方でお正月飾りなどを燃やして供養する正月送りの行事「どんと焼き」が行われているかと思います。その中でも東北地方、特に宮城県では「どんと祭」として名前の通りまるでお祭りのように屋台なども出店し、盛大に行います。

 

今回は仙台の冬の風物詩、どんと祭をご紹介したいと思います!

 

 

 

仙台のどんと祭とは?

小正月に日本全国で行われるどんと焼きは、正月飾りなどを燃やし歳神様を見送ることが目的です。地域によって呼び名が異なりますが、基本的には同じです。

 

お焚き上げの火は御神火になり、この火にあたったり燃やすことで、その年1年の無病息災・家内安全・商売繁盛などを祈願すると言われています。このどんと焼きですが、ほとんどは神社でたき火が燃えている程度で盛大に賑わうということがないそうです。
 

仙台ではこのどんと焼きを「どんと祭」と呼びます。「祭」がつくくらいですから、近所の神社でまるで夏祭りのように屋台の出店があり、大きなたき火があります。お祭りのような「どんと祭」が全国各地で行われていると思っていたので、あまり賑やかな行事ではないと聞いた時は驚きました!

 

仙台のどんと祭は基本的に毎年1月14日に行われます。宮城県内の各神社で行われていますが、その中でも国内最大級と言われるどんと祭は、約300年の歴史を持つ大崎八幡宮の松焚祭です。

 

 

国内最大規模!大崎八幡宮の松焚祭(まつたきまつり)

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http://www.oosaki-hachiman.or.jp/festival/matsutaki/

日程:1月14日(土)
時間:16時より御神火の前で松焚祭点火式が行われます
場所:大崎八幡宮

 

上記の通り、大崎八幡宮の松焚祭は国内最大規模のどんと焼きで、平成17年度に仙台市の無形民俗文化財に指定されています。

 

毎年約10万人の参拝客で賑わい、なんと松焚祭での参拝客は初詣客を上回るとか…確かに、毎年御神火に辿り着くのにかなり苦労します。参拝される特に女性の方は、ヒールなどは避けた方が無難かもしれません…。

 

その規模もですが、何と言っても有名なのは「裸参り」です!参加者は白鉢巻に白さらしを巻き、白足袋にわらじという装束を身に着け、口には私語を慎むための「含み紙」と呼ばれる紙を咥えます。そして左手に提灯、右手に鐘を持ちながら御神火を目指し練り歩きます。

 

この裸参りは厳冬時に酒蔵に働く人たちが醸造安全や吟醸祈願のために参拝したものが始まりで、現在においても市内各所より毎年数千人が参加し、仙台の冬の風物詩として定着しています。

 

裸参りはとにかく迫力と熱気がすごい…!各団体が行進する様子は圧巻です。とても寒いはずなのに、そんな素振りを一切見せない姿もとても格好良いです!ご利益がありそうで、毎年裸参りに参加されている方をついつい拝んでしまいます。

 

 

 

まとめ

弊社アド・エータイプのお正月飾りも大崎八幡宮の松焚祭に持って行く予定です!

 

ちなみに、どんと焼きで焼いていいものは基本的にお正月に因んだものが対象となります。お守りなどは、神社によってはお正月飾り以外は持ち込み禁止になっている場合もあるようなので、持って行く際は各神社に事前にお問い合わせをしてみるのが良いかと思います。

 

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